大磯ビーチクリーン勉強会
SFJ会員 大串 剛史(ぐっしー)
こんにちは！皆さん！
ぐっしーです。(^^)
先日、あるビーチで偶然友人会いました。ちょうどそのとき彼はインターネットで知り合った都会派サーファー達と合宿をしていました。
20人くらい3日間も泊まってたとか言ってました。(@_@)/
で、都会派サーファーは、ビーチクリーンとか、いろんなこと手伝いたいっていう意識がすごい強い！ということを話していたそうです。
でも、ローカリズムとか、そういうのあるじゃないですか、 ビーチクリーンのときとか、『みんな同じ服きたりして、恐くて近寄れない！』とか言ってたそうです。
ローカルは、『なんでビジターは手伝ってくれないのだろう？』 と思いイライラし、ビジターは、『手伝いたいけど、きっかけが欲しい。』
私は、これをなんとかしたいと本当に思いました。
そんな中、12/3(日)大磯ローカル達(大磯サーフィンクラブ＆大磯ジュニアサーフィンクラブ)が日頃のビーチクリーン活動をとおして、『僕たちが拾っているゴミは何処から来て、何処に消えるのか？』というテーマの勉強会が大磯北下町福祉館で開催されました。湘南方面では、まったくサーフィンしたことないぐっしーですが、折角の勉強会ということで参加させてもらいました。
田原さん、坂田さん、上田さん、古賀さん、佐野さん、許さん、そして大磯ローカルの皆さん！ 勉強会おつかれさまでした。
ぐっしーは、由美ちゃん(嫁さん)と、当日朝8:00のビーチクリーンから参加させてもらいました。千葉から8:00に大磯っていうのは、サーファーなのに朝弱いぐっしーは絶対に遅れると思ったので、前日深夜から大磯入りして車の中に泊まっていました。
#当日は、波がなくてちょっと安心？(^^;;;
皆さん燃えるごみ、燃えないゴミの２つのゴミ袋を持ってました。
今日は、波もないのに、人がいっぱい集まっていました。
大磯のビーチクリーンといえば、毎月第一日曜日はビーチクリーンの日と定め、最近ではローカルだけでなくビジターも意識が高まっていて、主催者が拡声器で『上がってゴミ拾いに協力してください。』とアナウンスすれば海から200人からのサーファーが上がって真剣に拾っている。その時、海には1人のサーファーも入っていない。とてもすばらしい光景があります。大磯のビーチクリーンには、感動があります。大磯サーフィンクラブ代表
田原さん(談)
湘南方面で活躍されている皆さんいちど参加してみてはどうでしょうか？(^^)
私の大磯感想としては、平砂浦などの南房総のゴミと違って 小さなゴミなゴミはタバコのフィルターが 異常に多いと思いました。
何処から来て！っていことでは、、、
湘南方面 -> 車でのデートコース、 東名、国道１号線 -> 東西の幹線道路 など膨大な数の自動車 ->
道路へのタバコのポイ捨て -> 雨で道路から溝へ -> 大きな川へ -> 海に流れる
ということでしょうか？
勉強会のほうは、大磯ローカルの皆さんは、サーファーだけでなく、ライフセーバーと一緒に報告を行っていました。
皆さん、ちゃんとゴミを分別していて、種類も分類されデータが毎月蓄積されていていました。またビーチクリーン当日だけでなく、前数日間の気象情報も収集していて、ゴミの量と気象との関連を、グラフ化し、データとして裏付けられ、とても解りやすくすばらしい内容でした。
わかりやすく図を多用した資料！ご苦労さまです！！！
発表の中でのキーワードは、『川から流れてくるゴミ』が中心でした。報告によると、ビーチクリーンの前日までに多い雨が降ると、ビーチクリーン時には膨大な量のゴミが回収されています。大磯に流れ込む川の上流のビデオを取っていて、それを見ながら、説明していました。海をいくらきれいにしても川があるかぎり終わりがない！
本当に毎月大変なのだろうなぁ〜！というのが伝わってきました。
また、回収されたゴミは、たとえビン、カンが分別されていても、リサイクルに適さないということでした。ビーチのゴミは砂まみれなので、リサイクル工場での材料としては、低品質となるからです。
で、低品質にならないように、ライフセーバの皆さんは、夏の海水浴シーズンは、空缶の中に入っているタバコをキレイにして分別しているそうです。
★空缶や空瓶、開ペットボトルにタバコは絶対に入れないでね！
これらの大磯の不燃ゴミは、長野県の山間部処分場に破砕廃棄されているということです。 もし、山間部に大雨が降り廃棄処分場からゴミが流れ出すようなことがあると、また海に戻るかもしれないとそうです。
★そうならないためにも、絶対にゴミは道路や海には捨てないでください。
いちばん前に座っていた小学生低学年くらいの子供さんが、SF-USAの作成したビデオを見る目はとても印象的でした。
(車を修理していて道路にオイルをこぼすところ) ホント真剣でした。(^^) 子供さん達も海だけじゃなくて、道路なども キレイにしなきゃ！って本当に思ったことでしょう。
大磯キッズも真剣でした！(^^)
更に、日本にサーフィンがやってきた頃の貴重な資料ビデオと、ちょうど、その頃にサーフィンをはじめた、大磯レジェンドの坂田さんのお話も、とても楽しかったです。(^^)
大磯レジェンドの坂田さん！
勉強会の主催者他(^^)
参加者には、ライフセービング世界大会のチャンピオンの鯨井さんも見えてました。海や川に関連する全ての人々が協力し、より良い関係を持って行きたいですね。
勉強会が終わった後は、『はやし亭』というお店で皆さんと食事をしました。『実は、大磯は日本で最初に始まった海水浴場なんだ！当時は、海に浸かるのが目的で、海に棒を刺して、その棒につかまって激流にもまれるのが目的だったのだ！』という日本の海水浴の歴史話も伺いました。
#だから海水‘泳’場じゃなくて、海水‘浴’場なんですって！...φ(@_@)
★大磯ビーチクリーン主催者より
大磯サーフィンクラブはできてから30年近くたつらしいが、 私が代表になったのは２年ほど前からである。 それは、その年の大きな台風の影響で大磯海岸はゴミの山になってしまった。
そのゴミを行政は全て分別もせずショベルカーで穴を掘って埋めてしまった。 その光景を見て悲しくなったと同時に、何もしなかった自分が情けなかった。その何週間後、ローカルを立ち上がらせ、俺たちのビーチは俺たちで
守ろう、毎月第一日曜日はビーチクリーンの日と定め今日に至っている。最近ではローカルはもちろんビジターも意識が高まっていて、こちらが拡声器で『上がってゴミ拾いに協力してください。』とアナウンスすれば海から200人からのサーファーが上がって真剣に拾っている。その時、海には1人のサーファーも入っていない。とてもすばらしい光景がある。
大磯の自慢になるが、大磯のビーチクリーンには、感動がある。これを思っているのは自分だけか？いや、みんな感じているだろう.。だってチンピラみたいな茶ぱつのオニイちゃんも、
厚底靴のオネエちゃんも、プロサーファーも白髪の初老の老人までみんなでいっしょ にゴミを拾っている。海にはひとりも入っていない。ビーチがどんどんきれいになって
いく。終わって海から見るきれいになったビーチを見て、感動するだろう。俺がきれいにしたんだと。こういう感動を味わって初めて環境問題に興味が沸くのではないだろうか。だからどうするという案はないが、子供のうちから環境に対するモラルを教え込み、そのままが一番いいんだ、という美学を説くといいのではないか。本当はSurfrider
Foundation Japan に加入する必要のない日本の海岸が出来ていればいいのだから。
大磯サーフィンクラブ 田原靖夫 penman@sk9.so-net.ne.jp
今後ロコポイントネットワークでは、全国各地のビーチクリーン情報について情報提供を行っていきたいと思います。
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で、色々な人々と連携をとって、得られるものは、あなたの人生を左右する事柄かもしれません。(^^)
一人では、何もできなくても、みんなとやれば、いろんなことが実現できるはずです。
ではでは(^^)/~~
